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口を開ける
口を閉じる… → →

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1）口を閉じたときの、筋肉のはたらき

咬みしめると、あごの筋肉は大きく２つの方向に収縮します。
１つは、右図のピンクの矢印で示した前上方に。もう１つは、緑の矢印で示した後上方です。

この２つを比較すると、ピンクの前上方のほうが、力が強いようです。
それは、前上方は咬筋と内側翼突筋の２つの筋肉が収縮するのに対し、後上方は側頭筋の１つの筋肉しかないこと。そして、筋肉の構造からみても、側頭筋よりも咬筋の方が筋肉に厚みがあるために、発揮する力が強いからです。


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下顎頭は、骨の形態や靱帯の制限により、右図のようにほぼ決まった道の上（経路）を移動します。


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咬んだときに下顎頭が1点で安定する理由は、そこが力学的に安定な位置のためであると考えられます。






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アップデート：18/9/96